【現地レポ】ありがとう赤松!カープ赤松真人・引退試合に行ってきた

寺谷みずき

スポーツ見るのが大好きです。
1つと言われたらカープだけど、プロ野球は全部好き。

2019年9月27日にマツダスタジアムで行われた、カープ背番号38・赤松真人選手の引退試合に行きました。

癌を公表してから約3年、1軍に戻ってきて盗塁を決めまくる赤松さんをずっと想像していたので

大変な病気をされているのは理解しつつも、引退はやっぱり淋しくて。。。

色んな気持ちになりながら、赤松さんの最後の守備、引退セレモニーまで観てきました。

カープの2019年シーズン最終戦でもあった試合の様子、

赤松選手の最後の雄姿を、写真多めで書きます。

まずは赤松選手について、私の言葉で紹介したいと思うので

現地レポートからご覧になりたい時は、目次②からジャンプお願いします。

カープ・赤松真人選手とは

2005年
大卒で阪神タイガースにプロ入り
赤松さん、プロ入りした時はカープじゃなくて阪神でした。
2008年
新井貴浩の人的補償でカープに移籍

打つというよりは、スーパーキャッチとスピードの印象が強い選手。

とにかく、手足が長くて足もはっやい!

2010年には外野手としてゴールデングラブ賞を受賞。

村田修一選手のホームランボールをフェンスをよじ登ってキャッチしたシーンは、いまだにプロ野球名シーンとしてテレビで放送されています。

カープが25年ぶりのリーグ優勝をした2016年は、代走・守備固めのスペシャリストとして存在感。

「赤松が出たから、もう大丈夫」そう思いながら試合を見る選手でした。

2016年12月
胃がんを公表

優勝の余韻が冷めない中だったので、とにかくびっくりした。

プロ野球選手という立場からできることを、と

赤松選手、たくさんのテレビ取材に応じながら闘病生活をスタートされました。

(本当にすごいと思う。。。)

2017年は治療に専念しつつ、オープン戦や優勝決定戦にはユニフォーム姿でファンの前に出てくることも。

2018年
2軍で実戦復帰

春のキャンプから練習に復帰、2軍の公式戦に出場。

2018~2019年は「癌からの復帰を目指すプロ野球選手」として、赤松さんを特集した番組が多かった気がします。

2019年9月
引退発表

「2軍で試合に出ていたみたいなので、そろそろ1軍復帰かしら?」なんて呑気に待っていたら

今シーズン限りでの引退が発表されました。

1軍復帰は叶わなかったけど、引退会見はとても晴れやかな顔だったのが印象的でした。

引退会見インタビュー全文(カープ公式サイトに飛びます)

そんな赤松さんの引退試合、

元々予定されていた2019年9月22日(日)の試合が雨で中止になった為、

2019年9月27日(金)に行われました。

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引退試合はベンチスタート

カープとしてはシーズン最終戦。

勝てば3位確定(クライマックスシリーズ出場)、負ければ4位阪神の試合結果待ちという状況で

引退の赤松さんはベンチスタートでした。

(代わりに、野間くんがベンチを外れました)

となれば、とにかく早く点を取っておいて

8回裏に代走で赤松さんが試合に出て、9回表の守備に就くのがベストな試合展開だけど・・・

始球式は赤松親子

試合開始前、赤松さんは始球式に出てきました。

ピッチャーとバッターが息子さん。赤松さんはキャッチャーで。

息子さんが投げた球は少し逸れたけど、無事赤松さんのミットに。

試合を壊すまいと、ハラハラした表情で一生懸命パパをされてる姿が印象的でした。

ベンチから試合を見守る

試合が始まると、アツ(會澤)くんの横で見守っていました。

なかなか点が取れない展開で、ベンチ前の円陣にも参加。

赤松さんを撮ろうとしたら、誠也くんにグローブを載せられた小園くんが撮れてしまった。

5回裏、1-1の同点に追いついた時は、

赤松さんもベンチで笑顔!

同点には追いついたけど、次の点が取れんまま7回表。

ついに中日に勝ち越しを許してしまい、1-4。。。

3点ビハインドの9回表に守備へ

カープに点が入る気配なく、「赤松さんは一体どこで出るん!?」とドキドキして迎えた9回。

負けている展開だったけど、レフト長野に代わって4番・センター赤松!

元々センターに入っていた西川くんが、レフトに回りました。

センターに打ってくれようとした?のか、中日・平田くんがものすごい大振りだったけど

結局センターにはボールは飛ばないまま、3アウト。

最後レフトフライを捕った西川くんと笑顔でベンチに戻ってくる赤松さん。

他のみんなにも、笑顔で迎えられていました。

ゲームセット、緒方監督の挨拶

9回裏に点が取れたら良かったけど、ぴっちり抑えられ

三者凡退でゲームセット。

今シーズン最終戦ということで、試合終了後は緒方監督からの挨拶。

監督、コーチ、選手全員のサインボールの投げ込みは、赤松さんも参加していました。

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赤松真人・引退セレモニー

全員がベンチに戻ってきたところで、赤松さんの引退セレモニーがスタート。

赤松さんのプレーを振り返る映像が流れて、

映像が終わったと当時に、赤松さんはグラウンドへ。

引退挨拶。

選手生活を振り返っている間は、晴れやかな顔で話されていました。

病気が見つかってから「どん底に落とされた」、

「応援は絶大なパワーだ」と気づかされたと話される時には涙が。

赤松選手引退挨拶全文(カープ公式サイトへ飛びます)

花束贈呈は、闘病中の赤松さんにしょっちゅう電話をかけていたという菊池選手から。

笑顔の赤松さんとは対照的に、涙涙の菊池くん。

菊池くんと記念撮影した後は、息子さんからの花束贈呈がありました。

新旧のカープユニフォームを着た息子さん達。

どちらも、赤松さんがプレーする時に着ていたユニフォームだそうです。

そして、全員がベンチから出てきて記念撮影。

赤松さんが一番笑顔。

カープでの撮影が終わった後は、ご家族も交えての記念撮影でした。

記念撮影が終わると、赤松さんを真ん中にして胴上げ!

胴上げの和が解けると、

1人ずつ、赤松さんと言葉を交わしながら握手をしてベンチに戻ります。

膝の手術で1軍登録を外れている田中広輔くんもいました!

ポジション的に近かった、野間くんと握手。

ジョンソンも深々とお辞儀をしていました。

最後は小園くん。

引退する赤松さんと、高卒ルーキー1年目19歳の小園くんの握手は感慨深かったです。

写真は以上です。

この後、赤松さんがグラウンドを一周して、引退セレモニーは終了でした。

<最後に>ありがとう赤松さん!

カープが負けてしまって、CS出場も決まらないまま

赤松さんの出番もどこか不完全燃焼のまま見ていた引退セレモニーだったけど

赤松さんのご家族の涙を見た途端、色んな事を想像してしまって

私ももらい泣きしながらシャッターを切りました。

赤松選手は数少ない、年が近い選手だったので(私の1つ上の選手)

若手の選手よりも応援していて、活躍する姿が嬉しくて

誰よりもキレのある走りが大好きでした。

ありがとう赤松さん。

この試合のレポートはこちらの記事に書いています。

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