こんにちは。寺谷みずきです。
私は、在宅でシステム関係の仕事をしながら、
このブログを書いたり、大好きな広島東洋カープの試合結果をインスタグラムに投稿しています。
いまは、地元(広島県)に住んでフリーランスで働きながら、毎日カープの試合を見て、マイペースに暮らしていますが、
元々は東京で、モヤモヤ悩みながら会社員をしていました。
この記事では、私が地方移住(地元Uターン)をした経緯を書きます。
地方移住やUターンに興味があり、迷っている方の参考になりましたら嬉しいです。
簡単に自己紹介を。
私の簡単なプロフィールです。
- 30代・独身
- 広島→東京→広島
- 大学卒業後、地元(広島)を出て就職
- 転職2回
- 社会人11年目(33歳)で地元にUターン
- 現在はフリーランス
気が付いたら、独りぼっちでした。
東京に居る間、私は仕事が好きでした。
残業も、進んでやるタイプでした。
仕事が終わった時の達成感や、同僚と「ちょっとだけ飲みに行こう」って居酒屋に寄るのも好きでした。
ちょっとしんどくても、それは
お客さんのため、同僚のため、会社のため。
頑張れば、誰かが喜んでくれたので、楽しかったんです。
だけど、30代に突入してふと気が付くと、
同世代の周りの人たちは、自分の家族(子供)のために仕事をしていて
若い子達は、若い子達でグループになって楽しそう。
10年間ほとんど「仕事一筋」でやってきた私は
いつの間にか、会社で独りぼっちでした。
地方移住イベントの存在を知る。
薄々「このまま会社にいても、淋しいだけ」と感じつつも、仕事にやりがいは感じていたので
自分をだましだまし、会社へ行っていました。
(今思えば、会社に行くために、自分のテンションをすごく上げていました。)
通勤の電車で、ぼんやり「これから、どうしようかな・・・」と思っている時
ネットの中にふと現れた「広島移住相談会」という文字が気になりました。
興味本位でクリックすると、地方移住(Uターン・Iターン)を検討している人に向けてのイベントが、有楽町であるらしい。
その日予定のなかった私は、行ってみました。
移住支援制度を使って、広島へ。
交通会館ビルの1フロアが会場になっていて、「広島県」と書いたジャンパーを着た人達がたくさん、、
ざっくり言うと、「住みにおいでよ広島県!」というイベントでした。
(詳しいイベントの内容や、制度については割愛します)
私自身、「東京で働くこと」に憧れて、東京に住んでみたわけだけど、一生東京に居るつもりはなくて
「いつかは広島に帰ろう」と、思っていたので
広島県庁の方、広島で起業された方、色んな方の話を聞いていると「広島に帰るなら今かも」「帰ってもなんとかなりそうだし・・・」と思い
よし、広島へ帰ろう!
スパっと会社を辞めて、両親の住む、広島の実家へ帰りました。
広島に帰ったら、「引っ張りだこ」
実家に帰ったので、当面お金の心配はいらなかったですが、さすがに無職はチョット、、と思い
まずはハローワークへ行きました。
あとは、移住相談の時にお世話になった、広島の転職エージェントへ行ったり、広島県庁に紹介してもらった起業家に会いに行ったり。
気になる募集に片っ端からエントリーしていくと、、
書類審査は、100%合格でした。
30代前半の働きざかりで、独身(多分ここのポイントが一番高い)
「面接に来てください」となり、結構たくさんの会社に行かせてもらったんですが
どこの会社の話を聞いても、ピンと来ませんでした。
会社へ行って、働いて・・・・これじゃあ東京生活と同じ。
ただ住所が「広島県」に変わっただけじゃあ・・・?
無職で立ち止まる~フリーランスへ
大学卒業してから、11年。
よくよく思い返せば、私は「ちゃんと考えたこと」がありませんでした。
- 周りがシステム系の会社に就職してるから
- 先輩たちが転職してるから
- 内定もらえたから
- 周りが喜んでくれるのが嬉しいから
「周りがこうだから」とか、「別に嫌じゃないから」とか。
そんな理由で、人生のメインイベントである「働き方」を決めてきました。
私が本当にやりたいことって何だ?
これ考えるの、とてもしんどくて。何度も考えるのを辞めそうになったけど
ここで辞めたら、また同じモヤモヤを繰り返してしまう。
本を読んだり、話を聞いたり。33歳にして、人生で初めて頭を使って考えました。
(自分のことを考えるって、勉強よりしんどいんだな・・・と思いました)
たくさん考えた結果、私はいま
フリーランスとして、在宅でシステム関係の仕事をしながら、ブログやインスタグラムをやる
こんな生活をしています。(今の私にはこれが最高の暮らし、です)
地方移住して思う事
結局、私にとって必要だったことは
「地方移住」ではなく「安心して、立ち止まれる場所」でした。
今となっては
あのまま東京に居ても、良かったのか?
なんて、思うこともチラっとあるのですが、
私は1人暮らしをしていたので、仕事を辞めれば、貯金を削って生活するしかなかった。
「貯金はあるからゆっくり考えよう」は、私はできないタイプ。(貯金の残高と毎日にらめっこしてしまうと思う)
お金のことを気にしなくても良い時間ができて、「人生どう生きたいか?」をじっくり考えることができたから
今の私があると思っています。
それから、「両親と住めた」ということ。
これは地方移住というより、地元に帰ってきたからという面、なんですが、これは本当に良かったと思っています。
うちは両親共に60代なんですが、スマホの使い方とか、結構危なっかしい。。。。
明らかに迷惑メールであろうものに、「あなたは誰ですか?」と返信していたり、
「あなたに督促状が届いております」振り込め詐欺のハガキに、ビビって振込しようとしていたり・・・
うちの両親は大丈夫だろうと思っていたら、全然大丈夫じゃなかった。
親戚のおじさんやおばさん含め、私は常に「インターネットについて」今は昔と違って、こういう人達がいるんだよ・・・というのを、常々会話の中で伝えています。
話は逸れてしまったのですが、
両親と住んで、両親の生活が知れたこと。広島に帰ってきて良かったと思っています。
「自分主体」がだいじ。
私は、広島に帰ってきて丸3年が経ちました。
東京でモヤモヤ働いていた頃の自分に言いたいことがあります。それは
「自分主体で考えて決めたことを実行するのは、楽しいよ」
です。
ぶっちゃけると、今の私の稼いでいる金額は、東京で働いていた時の約半分です。
半分だけど、東京に居る時(誰か主体で働いていた時)よりも、
自分の意志で働いている今の方が、100倍楽しく、充実した暮らしをしているな、と感じています。
最後に。私がブログを書く理由。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
私のブログを見つけてくださったのも、きっと何かの縁だと思っています。
私は、無職でいる期間、「これからどうしようか」と
毎日、何時間もネットで検索していました。
そこでたくさんの方のブログや、SNSを見て、「世の中にはこんな人もいるのか~」と知り
どうしても気になった方にはメッセージを送り、実際に会いにいったりもしました。
(無職なのに、新幹線で大阪に行きました)
その方を始め、インターネットに発信しているたくさんの方のおかげで、今の私があります。
だから、私も。発信することで、誰かの役に立てるのかもしれない。
私の体験が、誰かの役に立てたら嬉しい!
そう思い、ブログを書いています。
地方移住やUターンに興味があり、迷っている方の参考になれたらとても嬉しいです。