好きなものを、好きなだけ追いかけながら働きたい!

理想のカープ生活を手に入れるために。私が”フリーランス”を選んだ理由。

こんにちは。寺谷みずきです。

先日コラムを書く機会があり、
私が会社員ではなく、フリーランスという形で働き始めた経緯を書いてみました。

コラム

理想のカープ生活を手に入れるために。ワガママ起業のススメ

 

「開業に至った経緯を、ゲストとして話していただけないでしょうか?」

 

私が会社員を辞めたばかりの頃、大変お世話になった方からメールが来た。
起業をするか。また会社員に戻るか。すごく迷っていた時に、色々と相談にのってくれた方だ。
その方が主催するセミナーで、私が「会社員ではなく開業」を選んだ経緯を、参加者に向けて話して欲しいというのだ。
その方への感謝の気持ちももちろんあったが、「ゲスト」という特別な響きに嬉しくなり、すぐに「OK」の返事を送った。

 

セミナーの開催が近づき、参加者向けのパンフレットが出来上がってきた。
とてもスゴそうな人の写真の横に、私の顔とプロフィールが並んでいる。ちょっと嬉しい。
散々相談にのってくれた方なので、私のことをどんな風に書いてくれたのか。
楽しみに読んでみると、私のプロフィールはこうだった。

 

「理想的な暮らしや働き方をしたいとの思いから、開業を決意。現在は複業的な働き方を実現している」

 

え? これ、私…?

 

間違ってはいない。間違ってはいないのだが、この表現はどこか大げさな気がする…。
だって私は、ただただカープが観たくて会社員を辞めただけ。
理想を追い求めたら、起業する以外に方法がなかった、ただの「ワガママ起業」なのだから。

 

「カープ」というのは、広島が本拠地のプロ野球球団・広島東洋カープのことだ。
私は広島生まれ、広島育ち。両親も祖父母もカープファンという環境で育ったため、カープの勝敗は明日の天気予報と同じくらい重要なもの。子供の頃からずっと、カープと共に生きてきた。
「私の血はカープの赤。私の身体にはカープが流れている」これが真顔で言えるほど、カープが好きだ。

 

私が前に勤めていた会社は、カープファンが多かった。会社に来ればまず、昨日の試合結果を話し、2カ月に1度はみんなで野球場へ観戦に行くほどで、カープファンにはとても楽しい環境だったのだが。
カープが25年ぶりのリーグ制覇を果たした2016年の終わり。私の「カープストレス」は爆発してしまった。

 

プロ野球シーズンが始まると、月曜日の移動日を除いて、火曜日から日曜日は毎日試合がある。
全部の試合を野球場で観戦するのが理想だが、私は会社員。
会社と客先を往復することでお給料を頂いている身では、毎日野球場へ行くことは難しかった。
それができないのなら、せめて毎日テレビ中継が見たい。だけど、これも難しかった。
会社の定時が18時。18時の試合開始に家でテレビを見始めるのは不可能なのだが、その前に仕事が忙しすぎた。18時に帰宅することはおろか、22時すぎまで残業しないと仕事が終わらない。平日の帰宅は23時前後だった。

じゃあせめて、ラジオで野球放送を聞きながら仕事をさせて欲しい…!
いやいや、私はお給料を頂いている身。これを上司に言えるほど、私の神経は図太くなかった。

 

そんな会社員時代のカープ観戦方法は、スマートフォンアプリのプロ野球速報と夜のスポーツニュース。
リアルタイムで1試合じっくり楽しめたのは、野球シーズンに開催される143試合中、30試合ほどではないだろうか。

なぜだ。試合が始まる時間に家に帰れれば良いだけなのに、なぜこんなに試合が観られないのだ。
そんな「カープが観られない」ストレスが、会社の人事異動で爆発。
今よりもさらにカープが観られなくなりそうな組織への異動が決まり、我慢ができなくなった私はついに会社を辞めてしまったのである。

 

辞めたのは2017年4月。ちょうどプロ野球シーズンが始まったばかりの頃。
「しばらくは、働かずに好きなことをしよう」
そう思った私は、とにかく野球場へ行きまくった。
行けない日は18時にテレビの前にスタンバイして、一瞬も逃さずに野球中継を楽しんだ。
会社員時代にできなかった「カープ生活」ができて、本当に、本当に、本当に。本当に幸せだった。
あまりの幸せさに、私は
「次はカープ生活がきっちりと保証された仕事をしよう」
そう決めた。

 

シーズン中は毎日、試合がじっくり観られて、たまに野球場にも行ける仕事。
その代わりに、シーズンオフや試合がない日にはしっかりと働ける仕事。

これを本気で探した。

 

2018年2月。
私は個人事業主として開業、複業的な働き方で収入と時間の自由を手に入れることができた。
2018年シーズンは理想の「カープ生活」を送ることが決まっている。

自分を買ってくれた企業へ労働条件を直談判したり、
インターネット広告で収益を上げ続けている社長の勉強会に参加をしたり。

自分が楽しく働ける方法を探しまくった結果だ。

私がゲストとして話すセミナーでは、私が知っている事はすべて話そうと思っている。

そして言いたい。

「好きなことを絶対に諦めないでほしい。あなたが理想とする働き方は、必ずできるんだ」と。